民間金融機関から借りているコロナのゼロゼロ融資の返済で困っている中小企業さんに朗報です!!
来月の10日から新たな借換保証制度(コロナ借換保証)が創設されます。これはコロナ禍の長期化や円安、物価高等の影響で経営が厳しく資金繰りに困っている中小企業が多く、倒産も増えて来ているという状況を踏まえ、作られた保証制度です。
具体的には、借換で既存のコロナ融資の据置期間を延ばしたり(最長5年)、コロナ融資でない保証付き融資の借換なども出来るため、返済負担の軽減に繋がります。
さらに事業再構築等の前向きな投資に必要な資金の借入も可能ということで、追加の資金調達が出来ます。
但し、ゼロゼロ融資とは違い、保証料は低いながら0.2%かかり、金利は金融機関の所定金利となっていますので、通常通り返済が可能な中小企業さんは注意する必要があります。
また、申込みに当たっての要件として、売上高か利益率の減少要件もしくはセーフティネット4号か5号の取得が必要で、さらに写真のような経営行動計画書を作成し、借換した後も、定期的なモニタリング報告など取引金融機関から継続的な伴走支援を受けられることが要件となっています。
年明け以降に金融機関からのアプローチがあるかもしれませんが、メリット、デメリットをよく考えながら、対応を検討されたら良いかと思います。その際、他行の分の借換も勧められるかもしれませんが、その点は取引バランスを考えて慎重な対応をすることをオススメします。詳しいことがお知りになりたい場合は、お気軽にご相談ください。
資金調達・資金繰りのことなら元銀行支店長が責任をもってご支援します。
〇新型コロナウィルス感染に関する融資や返済でお悩みの方は、お気軽に当協会までご相談ください。
九州経営リスクマネジメント協会
電話 092-600-8672