当協会では金融コンサルなど通常の経済活動以外に、中小企業の支援活動や社会貢献活動にも力を入れています。この度、その一環として中国内モンゴル地区のオルドス地区で進行している砂漠化を防ぐ活動として、「黄砂を止めよ!砂漠を緑に!「塩を売って緑を買う男」~第2の創業~」クラウドファンディングに協力させていただきました。
このプロジェクトは、以前から親しくさせていただいている社会貢献活動家であり、青年海外協力隊として中国・内モンゴル自治区オルドスで活動した坂本毅さんが、現地の砂漠化を食い止めるために立ち上げたもので彼のライフワークといっても間違いありません。
坂本さんは、内モンゴル産の塩を販売し、その収益をオルドスの緑化活動に充てています。2004年に「塩を売って緑を買う会社・バンベン」を設立し、着実に緑化活動を進めてきましたが、コロナ禍で販売が減少し、活動継続が困難な状況に直面したため、植林活動のリブートを図るため、クラウドファンディングを通じて支援を募ったものです。結果、50万円の応募に対し2.5倍近い122.9万円の資金が集まりました。
この度、無事に植林を済ませた旨のレポートを頂戴し、砂漠緑化の一助になったとすれば大変憂いしい限りです。彼は、現在中東のアブダビでも砂漠緑化と乾燥地農業の実現に向けて46日間の調査を実践するなど精力的に活動を続けています。
私たちの力は微力ですが、少しでも社会のお役に立つ一助になればと思い、今後も可能な範囲で少しづつですが応援していきたいと思っています。
黄砂を止めよ!砂漠を緑に!「塩を売って緑を買う男」~第2の創業~