民間金融機関による新型コロナ感染症にかかるゼロゼロ融資(保証料ゼロ、3年間金利ゼロ)は、3月末で終了する見込みです。
もし、この有利な制度融資を利用したい事業者さんは、急がないと間に合いません。
3月末の申込み締め切りというのは、3月末までに、県の保証協会に申込み書類が届いておかないといけないということです。
それでは、いつまでに金融機関に申込みしたら良いのでしょうか。
これは金融機関、支店、担当者によって、この融資の申込み書類を窓口で受付けてから、保証協会に送付するのにかかる時間が、かなり違うのが実態です。
速いケースでは、翌日に保証協会に送るところもありますが、用心して、22日の月曜日までには、金融機関に持ち込んでください。
その為には、前提としてセーフティネット認定4号か5号、危機関連認定の何れかを取得しておかないといけません。
5号の場合は、個人事業主しか、保証料、金利がゼロになりませんので、4号認定か危機関連認定を取ることが大事です。
このセーフティネット認定は市町村でやってもらいますが、福岡市の場合は、メールで事前申請を行い、その後、正式申請書類を郵送し、認定書も福岡市から郵送で届く仕組みになっていますので、1週間程度見込んでいた方が確実です。
そうすると、逆算すると、15日月曜日頃までに、セーフティネット認定の申請をしておく必要があります。
もし、この特別に優遇されている新型コロナ関連融資を受けたいと考えている経営者の方は、直ちに金融機関に相談するなど行動してください。
現在は、金融機関でセーフティネット認定申請を代行してくれるところもあります。
なお、ゼロゼロ融資はなくなりますが、4月以降も6月1日までは、まだ新型コロナに関連するセーフティネット保証制度は続いてますので、融資は申込み出来ます。
但し、金利や保証料の優遇がなくなりますので、ご留意ください。
〇新型コロナウィルス感染に関する融資等についてお悩みの方は、お気軽に当協会までご相談ください。
九州経営リスクマネジメント協会
電話 092-600-8672