第５回公募の採択結果

経済産業省（中小企業庁）から事業再構築補助金（第５回公募）の結果が公表されました。（令和４年６月９日公表）
※当協会は第1回公募、第2回公募、第3回公募、第4回公募、第5回公募において、複数の採択実績をあげております。

【通常枠】

応募総数	16,185
採択数	6,441
採択率	39.8%	（応募総数に対する採択率）

【緊急事態宣言特別枠】

応募総数	4,509
採択数	3,006
採択率	66.7%	（応募総数に対する採択率）

【最低賃金枠】

応募総数	306
採択数	243
採択率	79.4%	（応募総数に対する採択率）

【通常枠】の採択率は、通常枠の採択率は39.8％で、第1回30.1％、第２回36.3％、第3回37.0%、第4回37.9％と徐々に採択率は上がってきているようです。
【緊急事態宣言枠】の採択率は、66.7％で、従来とほぼ同水準の採択率となっています。
【最低賃金枠】の採択率は、79.4％で、従来とほぼ同水準ですが、その他の枠に比べて非常に高い採択率となっています。
※申請される補助金の額が少額（例：従業員数20人以下の場合で500万円以下など）の場合は、できるだけこれらの優先枠での申請を検討されたほうがいいと思います。

【採択された補助金額によるシェア】
採択金額の分布（全類型合計）を 1,500 万円単位で分析すると、 100～1,500 万円が44%と最も多く、全体の 4 割以上を占めています。次いで、 1,501~3,000 万円と3,001～4,500万円が2 割以上となっています。

【福岡県】
福岡県の総応募件数に対する採択率は、44.1%で、全国平均（46.1%)を下回っています。
今回、採択率が高いのは、高知県、新潟県、京都府など、また、都道府県毎の中小企業数に対する応募者が多い地域は、東京、関西周辺、熊本、香川県などでした。

※依然として、書類の不備で申請できないケースがまだまだ多いようです。
　必要書類のチェックや、事業計画指針の要件チェックが重要です。

よくある電子申請の不備