第6回公募の採択結果

経済産業省（中小企業庁）から事業再構築補助金（第6回公募）の結果が公表されました。（令和４年9月15日木曜日18:00公表）
※当協会は第1回から第6回公募まで毎回複数の採択実績をあげており、今回も5社の事業者の方が採択され、現在までの当協会の採択率は87.5%と全体平均（30～45％）の二倍を超える採択率を誇っています。

【通常枠】

	今回（第6回）	前回（第5回）
応募総数	11,653	16,185
採択数	5,297	6,441
採択率	45.5%	39.8%	（応募総数に対する採択率）

【回復・応援特別枠】（従来は【緊急事態宣言特別枠】）

	今回（第6回）	前回（第5回）
応募総数	2,993	4,509
採択数	1,954	3,006
採択率	65.3%	66.7%	（応募総数に対する採択率）

【最低賃金枠】

	今回（第6回）	前回（第5回）
応募総数	252	306
採択数	216	243
採択率	85.7%	79.4%	（応募総数に対する採択率）

【通常枠】の採択率は、45.5％で、第1回30.1％、第２回36.3％、第3回37.0%、第4回37.9％、第5回（前回）39.8%に比べて、大きく上がりました。
【回復・応援特別枠（旧緊急事態宣言枠）】の採択率は、65.3％で、従来とほぼ同水準の採択率となっています。
【最低賃金枠】の採択率は、85.7％で、従来の8割程度の水準から更に上がってきており、その他の枠に比べて非常に高い採択率となっています。
※申請される補助金の額が少額（例：従業員数20人以下の場合で500万円以下など）の場合は、できるだけこれらの優先枠での申請を検討されたほうが良いと思います。

【採択された補助金額によるシェア】
採択金額の分布（全類型合計）を 1,500 万円単位で分析すると、 100～1,500 万円が38.0%と最も多く、全体のほぼ4 割を占めています。次いで、 500 万円以下（16.9%)と501～1,000万円(16.0%)が続いています。

【福岡県】
福岡県の総応募件数に対する採択率は、46.0%で、全国平均（50.0%)を下回っています。
今回、採択率が高いのは、富山県、和歌山県、及び前回と同じく高知県などで、また、都道府県毎の中小企業数に対する応募者が多い地域は、前回同様に東京、関西周辺、香川県で、今回は愛知県も多くなっています。

※依然として、書類の不備で申請できないケースがまだまだ多いようです。
　必要書類のチェックや、事業計画指針の要件チェックが重要です。

よくある電子申請の不備