第７回公募の採択結果

経済産業省（中小企業庁）から事業再構築補助金（第７回公募）の結果が公表されました。（令和４年12月15日木曜日18:00公表）
※当協会は第1回から第7回公募まで毎回採択実績をあげており、現在までの当協会の通算採択率は8８.２%と通常通算実績（３９．６％）の倍以上の高い採択率を誇っています。

【通常枠】

	今回（第7回）	前回（第6回）
応募総数	9,292	11,653
採択数	4,402	5,297
採択率	47.4%	45.5%	（応募件数に対する採択率）

【回復・応援特別枠】（従来は【緊急事態宣言特別枠】）

	今回（第7回）	前回（第6回）
応募総数	2,144	2,993
採択数	1,338	1,954
採択率	62.4%	65.3%	（応募件数に対する採択率）

【最低賃金枠】

	今回（第7回）	前回（第6回）
応募総数	162	252
採択数	131	216
採択率	85.7%	85.7%	（応募件数に対する採択率）

【通常枠】の採択率は、47.4％で、第1回30.1％、第２回36.3％、第3回37.0%、第4回37.9％、第5回39.8%、第6回（前回）45.5％に比べて連続して増えてきています。
【回復・応援特別枠（旧緊急事態宣言枠）】の採択率は、6２.４％で、従来とほぼ同水準の採択率となっています。
【最低賃金枠】の採択率は、85.7％で、全かと同率でしたが応募件数・採択件数ともに前回の2／3程度と少ない件数となっています。しかし、その他の枠に比べて非常に高い採択率となっています。
※申請される補助金の額が少額（例：従業員数20人以下の場合で500万円以下など）の場合は、できるだけこれらの優先枠での申請を検討されたほうが良いと思います。

【応募された補助金額による分布】
応募金額の分布（全類型合計）を分析すると、 15,000～2,000 万円が33.8%と最も多く、次いで、 501～1,000万円(19.9%)、500 万円以下（14.7%)の順で上位を占めています。

【福岡県】
福岡県の総応募件数に対する採択率は、46.6%で、依然として全国平均（51.2%)を下回っています。
今回、採択率が高いのは、栃木県、徳島県、福井県、長野県、石川県なとなっています。
また、都道府県毎の中小企業数に対する応募者が多い地域は、関西周辺、東京都、滋賀県、沖縄県となっています。（各県の中小企業数は、平成28年度経済センサスに基づく）

※依然として、書類の不備で申請できないケースがまだまだ多いようです。
　必要書類のチェックや、事業計画指針の要件チェックが重要です。

よくある電子申請の不備